歯車のずれた日

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!!!!!!!!!!! 「バッターン!!!!」 んんっ。。 なんだ!? 俺の上にずっしり重みがのしかかり目が覚めた。 起き上がろうとするにも俺の洋服ダンスが倒れて来たみたいでなかなか抜け出せなかった。 「何が起きているんだ!?」 俺は最初今何が起きているかよく理解出来なかった。 これが地震なんだ。 「隆ー!!!!!!」 向こうの方でオカンが俺を呼ぶ声が聞こえた。 「オカンー!!大丈夫なのかっ!?」 俺はこれでもかというぐらい力をこめてタンスの下から抜け出した。 みんなは無事なのかっ!? 怖くなった俺は一目散にオカンと妹の元へかけよった。 「隆~!!!!」 そう言ってオカンは俺に抱きついてきた。 よかった、みんな無事だったみたいだ。 俺がオカンと妹を守らなきゃ。 妹のアサコはガクガク震えていた。 「とりあえず外に非難しましょぉ。」 オカンがそういったので俺らは外に出ることにした。 外は地面はひび割れあちこちで火事のような煙くささが充満し、家の中以上にすごかった。 幸い家の近くがすぐ学校だったため体育館にみんなで避難した。
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