歯車のずれた日

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体育館は人!人!人! とにかく人だらけだった。 泣き叫ぶ人がたくさんいた。。 俺は急にミカが心配になった。 胸の奥がきゅぅーっと締め付けられて苦しくなった。 「ミカ、、ミカは無事なのか!?」 俺は近所のおじさんを見つけオカンと麻子をお願いし、ミカの元へ行くことにした。 オカンは危ないと、止めたけど俺はこの胸さわぎの方がくるしかった。 ミカの家はチャリで15分ぐらいなんだけど地面はヒビ割れてるし、物はちらばってるしでまともに歩ける道も少なくすごく時間がかかりそうだ。 チャリがないので歩いて向かうことにした。 40分ぐらい歩いただろうか。 いつも通ってる道なのに町がぐちゃぐちゃだから全然しらない場所にきたような感じがしてしまう。 少しづつたしかめながら俺はミカのアパートを見つけた。 「・・・・・。」 ミカのアパートは火で燃えていた。 俺は呆然と立ち尽くし、そこら辺にミカがいないかひたすら叫んだ。 「ミカー!!!ミカー!!!いるならでてこいよー!!」 ぅぐっぅぐっ俺は泣きながら叫んだ。
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