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もうどのぐらい走っただろうか…
この暑さで俺はイライラしていた。
海に向かうため俺らは国道沿いを走っていたんだ。
「あ!!あれ危なくねぇか!?」
竹田がそう言った先を見てみると女の子がヤンキーに囲まれて嫌がっているのが見えた。
「いっちょあばれにいくか!!」
俺らはいつものごとくイライラを発散しにその現場に向かった。
「何見てんだゴラー!!」
近づくと向こうから絡んで来た。
相手は高校生ぐらいだろうか。
むしゃくしゃしていたので一発殴ってやると相手は予想以上に吹っ飛んだ。
「見せかけかよー。つまんねー。」
気が付けば竹田と俺だけでヤンキーはいなくなっていた。
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