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魔界の最下層…
青白い光りが無数に飛び交う…
淡い光りに彩られた世界に4人は立っていた…
幸長「…じゃぁな…此処でお別れだ…」
秀樹「なんだよ、上迄運んでくれないのか…?」
幸長「…お日様の光りを見たく無いんだってよ…身体に悪いらしいぜ!ぷっ…くっくっく…」
キーラ(…笑うな…幸長…しかたないだろ!…何千年も見て無いんだぜ…)
幸長(あぁ…すまねぇ…おまえにも弱点があったと思うと可笑しくてな…)
キーラ(…ふん…)
秀樹「キーラか!?」
セシル「悪いが俺もだ!」
秀樹「セシルもかよ~!?しゃぁねぇ!歩いて帰るかぁ~!」
真理子「…うっ……うぅ……二人…共…元気……で…ね…ま…た……必……ず……会…お……う……ね………うっ…ぅ…うっ…」
幸長「なんだよ~真理子サン!泣かないでくれよ~!すぐに会えるよ!なぁセシル!?」
セシル「向こうで何もなければな!後はキーラ次第か!?」
幸長「さぁ!もう行け!太陽がおまえ達を待ってるぜ!」
秀樹「おぉ!元気でやれよ!幸長!セシル!じゃぁな!」
幸長「おまえ達もな!真理子サンを悲しませるなよ!」
秀樹「おまえに言われ無くても解ってる!」
秀樹と真理子は残る二人に手を振り、魔界を後にした…
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