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苦悩の表情を必死に隠そうとしながらも 凜翁は それでも尚 口を割る事はしない 『頑固ねぇ~ それじゃぁここに付いてる ゴツイのに 聞いてみましょう♪』 マギーは 凜翁の股間で痛みに縮み上がるソレを左手で摘み上げ 右手でその根元にコンバットナイフの切っ先を宛てた 『ちょっ!!待ってよっ!!捕虜にだって人権は有る筈でしょっ!!』 慌てて 凜翁が抗議するがマギーは そのにこやかな表情を崩さず ヒンヤリとしたナイフに力を伝える 『待ってよっ!やめてっ!言うわよっ!!だから ソレだけはやめてっ!』 今にも泣き出さんばかりの凜翁を見て マギーは恍惚な表情を見せた 『おぃ マギー… 凜翁は「話す」と言っているんだから 勘弁してやれ』 俺の言葉に手をとめ 質問を始めたマギーだが 少々納得の行かない顔だ……まったく このオカマの サディスティックな趣味には 付き合い切れない 『ねぇ加治… もぅ終わったの?』
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