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小間切り
一行は、勇也、結城、亮 和樹といった順に列をつくり歩いていた。
勇也「うおっ!」
亮「どうした?」
勇也「人の首が、飾られてる」
結城「この首、なんかの紙を加えてるぞ」
皆「!!」
皆の顔が青ざめてく。
亮「か、紙には何て書いてある?」
結城は、ガタガタ震えながら答えた。
結城「【小間切り】だって」
皆「!!」
勇也「い、行こう」
和樹「待って。」
亮「どうした?」
和樹「何か物を二回位投げて」
勇也「解った」
カランカラン
トントントントントントントントントントントントントントントントントントントントン
亮「小間切りってのは、みじん切りのことか」
カランカラン
………。
トントントントントントントントントントントントントントントントントントントントン
勇也「これにも感覚があるな」
結城「俺から行く」
亮「おい、まっ」
結城「ウォリャー!」
トントントントントントントントントントントントントントントントントントントントン結城「セーフ」
亮「無茶しやがる」
勇也「俺が、走ったら和樹は、亮に肩を借りながら、片足跳びでついてこい」
和樹「解った」
勇也「投げるぞ」
カランカラン
トントントントントントントントントントントントントントントントントントントントン
勇也「今だ!」
亮「行くぞ」
タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ
トントントントントントントントントン
亮「くっ。早い」
勇也「着いた。亮!和樹!大丈夫か?」
亮「ああ!」
亮「くっあとすこしなのに」
ドン
ドサ
亮「え?」
和樹「👍」
亮「和樹ーー!!!」
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