繋がり

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一行は、遂に拷問部屋に着いた。 拷問鬼「ようこそ拷問部屋へ」 結城「なんだ!?あいつ」 拷問鬼「私の弟が、迷惑をかけたようで。此所から追い出した筈なんですけど」 亮「弟?」 拷問鬼「追放したんですよ。拷鬼。いや、ダークを。」 結城「!」 結城「弟…だった?」 亮「結城、どうかしたか?」 結城「いや。何でもない」 勇也「じゃあ。俊司や啓汰や和樹を殺したのは、テメェの弟か!」 拷問鬼「俊司さんは、私が殺しました」 亮「テメェ!」 拷問鬼「まぁ。怒らないで下さい」 拷問鬼「おもてなしはしますよ」 ジャラジャラジャラ 勇也「うわー!」 亮「!」 勇也の体には、釣り針の様なものがついた鎖が、刺されていた。 勇也「い、痛てぇ」 亮「勇也を放しやがれ!」 拷問鬼「おもてなしですよ」 ジャラジャラジャラ ジャラジャラジャラ ジャラジャラジャラ 勇也「うわー!や、やめてくれー!」 ジャラ ジャラ 鎖がゆっくり、引っ張られる。 ビチビチビチ 勇也「うわー!まだ死にたくねぇー!」 亮「くっ」 亮は、ただただ佇んでいるしかなかった。 ビチビタビチビチビチビチビチビチビチビチビチビタビチビチビチビチビチビチビチビチ 勇也「うわー!!」 グシャーーーン 勇也の体は、バラバラに引き千切られた。 亮「くそ!なにがおもてなしだ!」 結城「行こう」 亮「…………………」亮「あぁ」
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