〓ようこそ地中拷問国へ〓

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勇也「とりあえず。入口まで戻ろうぜ」 亮「穴が…穴が無くなってる!」 俊司「もう嫌だー!!」和樹「おい!俊司!」 俊司は、一人で走り出した。 和樹「俊司を追い掛けるから、皆は此所で待っててくれ。」 亮が、和樹の手首を掴むと、こう言った。 亮「今、バラバラになると危険だ。皆で追い掛けかよう。」 勇也「その方が良さそうだな。」 皆「?」 勇也「見ろ。あの死体の山。」 そこには、凄い傷を負った遺体やバラバラ死体が積み上げられていた。 亮「くっ!」 勇也「酷い殺し方を為れたんだな。」 和樹「は、吐きそう。」 啓汰「おい!俊司が戻って来たぞ!」 皆「!」 和樹「無事だったんだな。良かった。」 和樹はそう言うと、俊司の方を、両手で軽く叩く。 すると、俊司の首は和樹の足元に転がった。 和樹「し、俊司?」 ふと和樹が前を見ると、一人の鬼がこっちを見てこう言った。 拷問鬼「ようこそ。地中拷問国へ」 鬼はそう言うと、薄ら笑いをして消えていった。
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