わたしの決意、あなたの嘘

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――……くすぐったいな……。 ――……なんで? ――……そういえば昨日とても良い夢を見ていた気がする。 ――えーと……、その夢は綾菜ちゃんと両想いになるような内容だったような……、 ――……………!!! ――……いや、あれは夢じゃなくて……! ――じゃあ今歌っているのは…… ――綾菜ちゃん。 頭がはっきりしてきたら、何故唇がくすぐったいのかが理解できた。 綾菜ちゃんがあたしの唇を指で触っているからだった。
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