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2人の話しをまとめよう。
まずは“薬”についてだ。
“薬”には治癒してくれるものや解毒、呪いの解除などさまざまな効果を持つものがある。
一般的に治癒と解毒は薬でも魔法でも治すことができるが、呪いの解除のみ薬しか効かないのである。
もちろん呪い自体は魔法でかけることになるのだから術者が死ねば呪いは解かれることになる。
だが皆がかかっている“永遠の命”の呪いは特殊で、術者が死んだあともなお続いているのだ。
なので薬に頼る他はないのだが…その薬さえも役には立たなかった。
そこでライアンの見つけたのが“薬”と“魔法”の融合。
だがこの2つは合反する水と油の性質。融合などとても不可能であった。
しかし、ライアンはこの2つを融合させる術を書物で発見したのだ。
それが『エルメアの葉を使うこと。』
エルメアの葉の特徴として物が持つ性質を無にするというものがあった。
もし薬と魔法の反する性質を無にすることができれば融合することは可能になる。
だがどのぐらいをどのような状態で化合すればいいのか…
クラロス「ライアンは全て調べはついていると言っていた。だがしかしー」
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