†バレンティア魔術学校†

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スコット「だってさ、俺達生きてるんだぜ?? 目の前で止めれる戦いがある、助けられる命がある!!なのに!!!! 助けられない…。」 確かにそうだ。 だからこそ私は山奥で誰とも関わらずに生きてきたのだ。 スコット「でも助けられる人材ならいくらでも教育できる!!そう思ってここで教師を始めた。 …とは言ったものの女の子目当てでもあるけどな♪」 ルカは自然と涙が零れおちているのに気付かなかった。 そんなルカを見ておどけてみせるスコットだった。 ルカ「…グスン…スコットはすごいよ。逃げずにちゃんと考えてる。 私は現実から目を背けてきた。 逃げちゃだめなんだな。」 スコット「逃げることが悪いわけじゃない。 ルカはそうやって俺達との約束を果たしていたんだからさ♪」 ルカ「優しいな…」 スコット「だろ♪だからモテモテなんだ♪♪」 2人の間の空気はかわっていった。 スコット「さてと…一応これで昼までの授業は終了だ。 食堂で飯食って次は自分のクラスにいきな。アリス…じゃなくてルカ…ブラウンさんは緑-1クラスだ。」 ルカ「わかりました。スコット先生♪」 2人は昔の2人に戻っていた。 やはり四戦士には深い絆があるのだ。 スコット「封印については俺も協力するよ。なんでも言ってくれ!!」 ルカ「ありがとう。じゃぁ…」 スコット「頑張れよ!!」 スコットは去っていった。 心強い絆を示して。。。
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