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授業が終わりローズやナナと別れルカは部屋に帰った。
ルカの頭の中には疑問符がいくつも浮かぶ。
なぜ人々は私達を必要とするのか?
本当に魔法学校の在り方はこれでいいのか?
私は何をするために生かされているのか。
ルカ「山奥の生活に戻りたーい!!!」
山奥の生活は何も考えず、何もせず自然のままに…だったのに。
今の世の中はかわってしまっててついていけないことが多過ぎた。
コンコン-
扉をノックする音が聞こえた。
ルカが扉を開けるとそこにはスコットが立っていた。
スコット「イイ情報持ってきたぞ!!」
ルカ「なんの?」
スコット「おまえの目的は封印された禁術書でバウルの印を知ることだろうが!!」
ルカ「…そう…だったな。」
スコット「大丈夫かぁ?まぁいいや。
実は禁術書は最近使われている。しかもこの学校で!!」
ルカの頭にまた違う疑問符が浮かぶ。
ルカ「なぜだ?しかも禁魔法はご法度じゃないか!?」
スコット「誰かはわからないが伝説の召喚獣【ケルベロス】を召喚しようとしてる。」
ルカ「ケルベロス?」
スコット「目的はわからないがこれはチャンスだ!!地下でケルベロスを召喚するとは思えない。そこで地下から地上へあがってくる。そこを抑える!」
スコットはジェスチャー付きで説明してくれた。
ルカ「こっちが行くんじゃなくて来てもらうんだな♪」
スコット「そう。そして次出てくるのがいつかさえわかれば抑えられる!!」
ルカ「…いいではないか。それでいこう!」
こうして2人の作戦会議は始まった。
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