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スコット「あくまで俺の予想なんだが…次やるとすれば明後日だと思うんだ。」
ルカ「根拠はなんだ??」
スコット「明後日はオニバス学園とのパートナーシップ会がある。みんなが学校を出て行く日だ。パートナーシップ会は2日間あるから、もしこれでビンゴすれば明々後日もやるって寸法よう!!」
ルカ「…。
すまん。わからんことだらけなんだが…。」
スコット「そ、そうだよな💦すまない💦
まずオニバス学園は剣士の育成校だ。バレンティアの剣士バージョンと思ってくれたらいい。
んで、パートナーシップ会とは今度開催される【トップ オブ No.1】祭のためのパートナー決めをするんだ。魔術士と剣士2人でワンペア。こんな制度なのはおまえらのせいなんだからな!」
ルカ「わ、悪かったな!!」
昔、アリスとクラロスが付き合ってたことでこの制度ができたらしい。
スコット「んでまぁ、そのためにみんな出ていっちまうのさ。そしたら学校に残るは先生だけだしな。」
ルカ「なるほどな。だから明後日、明々後日か~。
よし!!明後日から学校中くまなく監視してやろうじゃないか!!」
ルカは天高くに拳を突き上げた。
スコットはそれを見てため息をつく。
スコット「はぁ…ルカ君。君はパートナーシップ会に行くんだよ。」
スコットはルカに向き直り肩に手を置いた。
スコット「アリスが行かなかったら大変なことになっちまうだろうが!!一日目は行く。二日目は仮病で休め!!」
スコットはウインクして見せた。
ルカ「スコット…それでも先生か?💧仮病って…💧」
スコット「柔軟性も強くなるための1つの要素さ♪」
夏が過ぎ、少し冷たくなった秋の風が窓から入り、2人の間を通り過ぎていった。
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