380人が本棚に入れています
本棚に追加
目の前にいたのはクラロスだった。
クラロス「こんなこともあろうかと俺はオニバス学園に入学しておいた♪」
こんなことってどんなことだよ!
と思いながらも助かったと内心嬉しかった。
クラロス「だが…1つだけ問題がある…」
ルカ「なんだ?言ってみろ♪」
クラロス「俺…ランク“黒”なんだ…」
オニバス学園もバレンティアと全く同じ色階級だ。
ルカの表情が笑顔でフリーズした。
ルカ「黒??黒ってことは…?♪」
クラロス「特別生徒なんだ…」
ルカ「…。
えー!!それは困る!!」
ルカの顔は笑顔から一変してしまった。
ルカとクラロスのランクの違いがあまりにもありすぎるからこれではパートナーを組むにしても不自然だからだ。
ルカ「なぜ最低ランクで入らなかったんだ!!!」
クラロス「入ろうとしたさ!!そしたら試験前に黒生徒が喧嘩ふっかけてきたもんだから買ってしまって…んで…勝っちまったんだよ…
それで、その生徒の後釜になったわけだ。」
ルカ「なるほどな~って貴様はバカか!!」
そんなやり取りをしてると背後から人が近づいてきた。
なぜ近づいてきたのかがわかったかと言うと香水の匂いがきつかったからである。
??「ごめんあそばせ。
ジークフリード様でございましょうか??」
クラロス「はい、そうですが…何か?」
クラロスは今ジークフリードと名乗っているらしい。
香水女の後ろにお付きの女2人がいた。
??「ジークフリード様!!お会いしたかったですわ❤❤」
香水女はクラロスに抱き着いた。
な、なんなんだよ!!byルカ
最初のコメントを投稿しよう!