†再会†

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アリスは気ままに気楽に暮らしていた。 キノトの国の山奥に小屋を建ててひっそりと。 永遠の命を与えられている彼女はまだまだ若く、美しかった。 そんな彼女の噂を誰がしたか知らないが聞き付け、求婚を求める者も少なくはなかった。 アリス「私はもう魔術士じゃなくただの魔女だね…」 彼女の独り言はとても寂しく、とてもさめていた。 そんなある日、彼女の元にある男が訪ねてきた。 トントン。 扉を叩く音がし、扉が開いた。 扉に背を向けていたアリスはこう男に言った。 アリス「また求婚か?私は誰とも結婚なんかしない…」 振り返ったアリスは言葉を詰まらせた。 ??「久しぶりだな。」 そこに立っていたのは久しく見る仲間の一人であった。
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