約束…千年の恋
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「ちょっと待ってよっ!!」 『ミギャーー!に゛ゃー゛!!』 茜は出ていこうとする黒猫の長いしっぽをおもいっきり掴んだ その瞬間、黒猫はひっくり返った 「…あ、ごめん」 黒猫は引っ張られた自分のしっぽを大事そうに両手で抱えフーフーと息をかけていた 『ボクが何をしたってゆうんだよっ!』 いつも冷静な黒猫が興奮しているせいか少し怒りながら茜に言った
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