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そのころ総悟は自分の姉、ミツバの墓の前に突っ立っていた
「姉上」
お元気ですか。
「姉上」
あのですね。
また人を斬ったんです。
あの人達は本当は悪くないのにきったんです。
それに斬った感触がまだ覚えてるんです。
それはまるで人を斬った罰のようでしっかりと覚えてるんです。
「姉上」
俺って弱いですね。
俺は誰かに頼ってばかりで
屯所に戻ったらまた誰かに頼ってしまいそうなので此処にきたんです。
こんな弱い自分をみせたくないので此処に来たんです。
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