第一話
25/59
読書設定
目次
前へ
/
473ページ
次へ
「無視するなんて、えぇ度胸じゃの」 男の太い腕が、私の首を圧迫する。 辛うじて呼吸は出来るが、それも満足という訳ではない。 「のぉ幕府の犬」 男はそう言って、さっきから抜いたままだった刀を土方さんに突き付ける。 しかし二人は微動だにせず私と男を見つめた。 事も無げに腰に挿してある刀の柄の部分に手を置いて、微かに息を吐く。 …あれ、もしかして私は助けてもらえる訳じゃない?
/
473ページ
最初のコメントを投稿しよう!
6943人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
274(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!