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「っあ……!」
喘ぐ声
俺はまだ
君が流した涙の意味を知らなかった
君を抱く度
君を感じる度
どんどんどんどん
深い闇に吸い込まれていく
愛って何?
好きって何?
ますます分からなくなる
なのに
止まらない。
もっと
もっと
その声を聞かせて
もっと
俺を感じて。
そうじゃないと
俺がいる意味がわからない
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