YN.03 責任

13/13

204人が本棚に入れています
本棚に追加
/69ページ
              『俺………寝るわ』             そこに   居ても立ってもいられなくて         思わずあやねから視線を外し       寝室に逃げ込んだ。                           「おやすみ…亮ちゃん                       ありがとう。」                   あやねは   やっと聞こえるくらいの声で   そう呟いた。             でもあの時の俺には     あやねの言った言葉の重さが   わからなかった。              
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

204人が本棚に入れています
本棚に追加