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ゆうきは部屋の窓から大きな青空☁を静かにながめていた。
雲☁のスピードは小鳥たちが追い越していくほどにゆっくりとしている…
ゆうきはあの雲☁のようになりたいとおもった。
あかるく輝く光が窓辺にさし、ゆうきをやさしく包みこむ昼さがり☀✨
ゆったりとした時間が流れるなかでゆうきはためいきを何度も繰りかえしている。
ゆうきはすべてのことが嫌になっていた…
お父さんのことも💥
お母さんのことも💥
学校のことも💥
勉強のことも💥
友達のことも💥
そして、じぶんのことも…
すべてのものがなくなればいいとおもった。
どんなにラクかとおもった。
人から笑顔がなくなればいいとおもった。
ゆうきは人の笑顔を嫌い、そしていつの日か、じぶんも笑わなくなっていた。
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