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ある、晴れた日の事。
四「ひっまわぁりちゅぁーんっ!!」
百『耳元で五月蝿ぇ。』
四「ぬぁにぃおぅ!!百目鬼の分際でっ。」
百『...阿呆。』
ひ《本当に仲良しだねっ。》
四「ああっ。ひまわりちゃんの意地悪っ。俺はこんな奴と仲良しなんかじゃないよぅ。」
いつもの様に、
学校へ向かう3人組。
一人は、
四月一日 君尋
一人は、
百目鬼 静
一人は、
九軒 ひまわり
いつもの様に、
四月一日はひまわりに、
好き好きアピールを。
しかし、それをさりげなく、
遮る百目鬼。
どうやら、百目鬼は、
四月一日の好きアピールが、
面白くないみたいだ。
ひ《じゃあ、また後でねっ。百目鬼君。》
笑顔で手を振り、
クラスに向かう九軒。
四「もぅ二度と会わんわっ。」
減らず口を叩きながら、
九軒と一緒にクラスに向かう、四月一日。
『面白くない。』
百目鬼はそう思いながら、
二人の姿を見送った。
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