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「...すごいな。」
ビニールシートに寝転び、
紺がかかった黒色の空を見ている。
どんっ、て音がなった時、雨のように降ってくる...花火。
「な、すごいな。」
隣で寝転ぶ彼...
百目鬼静に問うてみた。
『ああ。』
大きな音に消されて、声が聞き取れなかったが。
...隣にいるのが妙にくすぐったいっ...
そんな気持ち。
「わぁ、また上がったって。」
上がる度に声出すって可笑しいかな?
「ほら~。」
少し離れた所に仲の良い恋人同士。
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