207人が本棚に入れています
本棚に追加
ゆっくりと離れる唇に、
「オレ、お前が好きだ...」
と、呟いてみた。
『...知ってる。』
一瞬、驚いた顔を見せるが、優しく微笑んでる百目鬼。やっぱり俺はこいつが好きなんだと本当に思う。突然、視界が歪んだと思ったら上から落ちてくる言葉。
『...帰るぞ。』
「...へ?」
....どぅやら担がれたらしい。
「っ...離せ―ッ!!」
『...うちに帰ったら言え。』
「何をだよっ!!」
『さっきの告白。お前から告られるなんて、そうそう無さそうだしな。』
「なっ///誰が言うかっ!!もぅ言わん!!」
『どっちにしろ誘って煽ったのはお前だ。』
「わッ!何処触ってんだ!」
『...尻。』
「そのまま言うな!」
『五月蝿い。阿呆。』
「誰が阿呆だ―っ!!」
この後は恋人達の時間。
四月一日くんは美味しく頂かれたんでしょうね。
♥END♥
最初のコメントを投稿しよう!