ocean

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学校の屋上で1人で寝転んでる。   外は快晴。 少しづつ夏が近づいていて、過ごしやすい天気だ。   背中にあたるコンクリートがとても気持ちいい。   私は気付いてた。     友達の美月が恋をしてる事を。   "なんで言ってくれないのかなぁ" っていつも思う。   この前も 「なんでもない」なんて強がっちゃって。   「もっと私の事、頼れよーー!!」 空にはきだした。   雲は私の事なんか関係ないみたいな顔で、ふわふわと泳いでいた。
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