かき太郎

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「ったく、うっせえな…」 所変わってかき太郎の隣の家。そこに奴はいた。 「おいクソババア隣がギャアギャアうっせえぞ、何とかしてこい」 怯えで微かに震える老婆に命令をした女は、たっぷりと肥えた体をソファーに預け、ポテチを食い始めた。 ぶっちゃけ題名は『かき太郎』だがそれはフェイクだ。 本当の主人公はこの女である。
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