禁忌の恋～ホスト～

出会い

今俺は、ホストをしている。
ホストになった切っ掛けは、会社員のころ、付き合いで行かされた、飲み会での出き事だった
社員たちとの付き合いだからと言われ、断るにも断れずに連れて行かれたスナック。
そこはいつも一人で来る、スナックで見慣れた風景…
一人で来る時は、さほど酒は飲ま無いが、今日はそうはいか無かった。
「飲め！ほら！飲めよいっき飲みだ！そして酒に飲まれろぉぉぉぉ！」
何て言われて、ビールを頼んでないのに、頼みだされる…
店の中では同僚達が、げらげらと笑いあおり声をあげる。
内心切れる寸前だ…、しかし相手が社長なんかじゃ切れるわけにはいかない…。
一度いっきした事で、気分を上々した社長から何杯も飲まさせられた…。
やっと、解放された時にはフラフラになりながら店をでた。
一般的に言う泥酔状態…、道路をあっちこっちフラフラ…、周りの人から見たらえらい迷惑なくらいだ…。
思考は真っすぐ歩いているつもりなのに、足元はフラフラ…人にぶつかると思っていたが、案の定途中で自分よりも若い兄ちゃんにぶつかってしまった。
恥ずかしながらここからの記憶がまったくない…