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しかし…いつまで待っても応答が返ってこない。
(あれ?聞いてるのに、応答がないんだ?)
「聞いてるのか?人がせっかく声をかけてるのに、しかとか!」
しかし、そんなことをいっても返事がなかった。
亮は様子を見にキッチンへとむかった。
(流部さ~ん、返事してよ)
おそるおそる、歩いて行くと、そこには倒れている流部がいた。
「おい!しっかりしろ!」
顔を叩いたが反応はない、名前を呼びながらもう一度顔を叩いたが、反応はなかった。
(なんなんだよ…。わかんねぇよどうすりゃいいんだ。)
よく見ると息はしている、一度冷静になろうと、大きく深呼吸をした。
額に手をあてると、さほど熱くはなかった。
(熱はない…。だぁ!もういい一度こいつを寝かせよう。って寝室ってどこだ?)
辺りを見渡し、寝室かを一度確かめてみる。
(をっ!寝室だ!)
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