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「もしかして...西中!??」
部員の1人が恐る恐るといった感じで尋ねてきた。
「んー??そうだけど、どうしてっ!??」
私は答えながらも、私たちのキャッチボールは断続的に続いている。
「やっぱり??すッげ―!!!!俺、お前らの試合見たこと有るかも♪」
「えッ??」
美姫が心底驚いた顔をした。
それはそうだ。
初対面の相手に言われたら驚くに決まっている!!!
「凄かった。月並みやけど、感動したんだ。お前の球捕らせて!!」
先程の部員、垣谷君が満面の笑みで言った。
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