第2章

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「もしかして...西中!??」 部員の1人が恐る恐るといった感じで尋ねてきた。 「んー??そうだけど、どうしてっ!??」 私は答えながらも、私たちのキャッチボールは断続的に続いている。 「やっぱり??すッげ―!!!!俺、お前らの試合見たこと有るかも♪」 「えッ??」 美姫が心底驚いた顔をした。 それはそうだ。 初対面の相手に言われたら驚くに決まっている!!! 「凄かった。月並みやけど、感動したんだ。お前の球捕らせて!!」 先程の部員、垣谷君が満面の笑みで言った。 .
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