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「タカちゃん席に座って~常連さんに紹介するから~」
店長が彼を促す
「先程は失礼しました。
タカです!
まだ入って間もないですがよろしくお願いします!!」
と彼は営業スマイルで自分のことを紹介した
「有紀です!
この間、きたときは話せなかったから今日はいっぱい喋ろうね~」
「莉子です!
よろしくね!!」
「有紀さんに莉子さんですね!
さっき店長が莉子さんのこと<イチゴ>って呼んでたのはどうしてですか?」
タカは不思議そうにきく
「あ~それはね、あだ名なんだ!
一ノ瀬莉子で、頭の一と最後の子で一子がイチゴに変化してそう呼ばれるようになったの!」
「へぇ~」
タカが莉子の回りをみると至る所にイチゴの物があるストラップ、鞄についているキーホルダー
机の上に置いてある小さなポーチまでもイチゴをかたどってある
タカの視線に気付き
「みんなが面白がって事あるごとに苺の物をプレゼントしてくれるの
まっどれもこれも気に入ってるんだけど!!」
「そう、このポーチは私がプレゼントしたもの!
苺の物を見るとイチゴの事しか思い出さない~
見た目も苺だよね~」
得意げに有紀は言う
「イチゴちゃん苺みたいでかわいい~ね~タカちゃん」
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