【第101話】失意の檻

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城の牢屋に閉じ込めておき、何の手も下さないままに3日経った…。 アランは再度牢の様子を監視窓から覗き込む。 そこには、やはり先程自身がのぞき見た物と同じ、絶望と失意に染まった青年が昏(くら)い瞳のまま佇んでいるだけだった――。  
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