君と

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
僕は21歳の大学4年生 ルックスは下の中、中肉中背で、バイトはゲーセンの店員、特に語る部分が無い男。 強いて言うなら、最近バイトの仲間の影響でオタクになってしまったぐらいだ。 文才がまるで無いが、ここなら誰も知らないから ここに全てをぶちまけたいと思う。 1、 君と 君との出会いはバイトだった。 君は早番、僕は遅番。 普段なら引き継ぎの時に顔を見るぐらいだから、顔も名前も知らなかった。 ただ、初めて会った時に、このバイトには勿体無いと思うほど可愛いかった。 幸運にも店のイベントで一緒に仕事をする事になった 女の子に全く免疫が無い僕は少しでも気まずい思いをしないようにと、無駄にいろいろと話をした。 自己紹介から、昔のバイト、好きなゲーム、世間話とかね。 驚いた事は、君は最近ここに入ったから新人だと思ってたけど、過去にゲーセンでバイトしてた期間を合わせると僕よりベテランだった事と、腐女子だったって事かな? 軽いノリで「あたし腐女子なんだよね~」って笑顔で初対面の人間に言える女の子はまずいないと思う。 それが君との出会いだった。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!