異世界式魔法ドッチボール大会

2/25

11427人が本棚に入れています
本棚に追加
/335ページ
ノア『と、言うわけでここに居候させて頂きます』 ノアの一言で雨宮家の食卓が止まった 千鶴は掴んでいたサラダのプチトマトを落とし 杏子は鮟鱇(アンコウ)のような奇妙な魚に醤油をかけたまま停止 螺旋はお茶を吹き出し咳き込む 麻理さんは俺を見ながらニコニコ……いや、ニタニタ? 俺は間違えてプチトマトをヘタごと食ってしまった ノアと雨の中話した後、気づけば夕方になっており、あまりにも心配だから雨宮家に泊めてもらうことにしたのだ だが、翌朝の朝食時 ノアの意外なお料理スキルが発動し、今は日本の食卓に並んでそうなご飯、味噌汁らしきもの、焼き魚(鮟鱇)、サラダを食べているのだが ノア『と、言うわけでここに居候させて頂きます』 螺旋『二度繰り返すなっ!!』 螺旋が湯飲みをドスンッとテーブルに置く 杏子は「おわぁっ!」と醤油塗れの魚に醤油をかけるのをやめる 麻理『いいわよん♪』 ノア『ありがとうございます』 千鶴『いいの?お母さん』 麻理『部屋はまだ物置を合わせて2つあるから♪』 ノア『金銭的な問題は私の方は私で出します これでも父の多額の貯金とギルドで稼いだお金があります』 どうやら、このメガネロボは今まで野宿、もしくはホテルに泊まっていたらしい そしてなんとノアは「優座様をお守りする為に一番近くにいるのがベストなので」と言い居候発言をしてきた しかもOKされてるし……  
/335ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11427人が本棚に入れています
本棚に追加