異世界式魔法ドッチボール大会

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バレル『あ~なんだ、一回戦は2年の海組との対戦だ 試合開始まで20分はあるから今の内にスピリットとジョーカーを決めるぞ』 空組全員が会議を始める中、俺は千鶴に少し疑問を言う 優座『スピリットはわかったがジョーカーっていう新しい単語が出てきたんだが?』 千鶴『スピリットを仕留めたらゲームセットだけど、ジョーカーを仕留められたら外野から1人復活するってルール』 やはりこのゲームはかなり複雑だ、杏子の頭がパンクしなければいいが マルブ『えぇいっ!!退けい庶民共っ!』 取り巻きA『ラルクルさんのお通りだ!!道を空けろ!』 取り巻きB『そうだそうだ!!』 空組全員が会議をしている中にワザワザ真ん中を通る奴が約3体 金髪の偽物貴族に説明する価値もない取り巻きABが空組のど真ん中を通り俺と千鶴の方へ来る マルブ『やあ千鶴さんご機嫌よう、君はいつ見ても女神のようにお美しい』 千鶴『………』 千鶴はあえてこのうざき生命体を無視する 奴は人の言葉を話していないと思えばいい マルブ『そんなに照れなくても、あぁ、全く美しすぎるボクはなんて罪な男なんだ』 あまりに千鶴が可哀想なので俺はマルブと千鶴の間に立つ 優座『何の用だ、ここはテメェのクラスじゃねぇぞ』 マルブ『なんだ、居たのか庶民A』 殺すっ!!コイツだけは殺す!!ミンチになるまで殴り殺して焼却炉に入れてやるーーー!!! マルブをぶん殴ろうとしたがバレル先生に頭を片手で掴まれ宙に持ち上げられる すると、空組の中からルクが出てきた ルク『なんだマルブまた迷子になったのか?それとも頭が腐ってそんなこともわからなくなったか?』  
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