11427人が本棚に入れています
本棚に追加
お互いほぼ同士に飛んだが脚力の差でやはり俺が勝つ
優座『よっとな』
ボールを自分のコートに入れるとすぐさまルクがボールを取り――――
ルク『くたばれマルブ!!』
マルブ『おブヴゥゥゥーー!!!』
ルクの思い切り投げたボールがジャンプ中のマルブの顔面に命中し、まるで殴られたかのような不細工な顔になり、地面に倒れる
螺旋『顔面セーフ!』
ルク『手元が狂ったか……』
千鶴『いや、明らかに狙ったよね』
すぐ近くにいた俺からしてみればあんな気持ち悪いものを見せられて吐きそうだ
取り巻きA『ラルクルさん!大丈夫ですか!』
マルブ『だ、大丈夫だよ君達、見たまえボールは確保したよ』
取り巻きB『流石ラルクルさん、俺達のスピリットだけはあるぜ!!』
……………………………………………ん?
取り巻きA『ちょっ!バカ!久しぶりに「そうだそうだ」以外の言葉言ったかと思ったらなに言ってんだアホ』
取り巻きB『しくしく(泣)』
バカだ、こいつらオメガ級にバカだ
ババ抜きで自分がジョーカーを持ってますよ~って言ってるようなものだ
螺旋『終わったな、この試合』
5分後、空組の集中攻撃を受けたマルブは何回も顔面にボールが命中し最後はバテて沈んだ
杏子『外野暇だ』
最初のコメントを投稿しよう!