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バレル先生はもう一枚の紙を千鶴にやったように俺の胸に軽く押しつけると紙が光り出し光終わると魔方陣が消えていた
優座『おろ?何もないな、胸焼けくらいすると思ったけど』
バレル『決勝だけは豪華に、だからな
まぁ、ボールに当たったら効果がある』
作業を終えたバレル先生はクラスの選手をコートに移動させる
優座『うしっ!張り切って全滅させるぞ!』
杏子『よっしゃー!上級生のお姉様方にポロリハプニングさせるぜーー!!』
千鶴『ちょっと杏子!あなた女の子でしょ!
それにこれ水泳大会しゃないわよ!』
かなり外れたことを言う杏子をアタフタと止める千鶴
上級生のお姉様方のポロリ…………いやん
優座『いかんいかん、想像してしまったではないか
クールだクールにだ
俺は紳士オブ紳士なのだ』
ミレナ『?………
…優座君?……』
イケナイ想像を振り払っていたら、いつの間にかイケナイ想像のお姉様が後ろに居た
?『ホホゥ、これがミレナたんのお気に入りの下級生か』
おや?俺の真後ろに美少女のオーラを2つ感じる
振り向くとそこにはラベンダーのような綺麗な紫色のロングの髪に、魔族を象徴する黄色の瞳
頭にはツバのある迷彩色の帽子を後ろ向きに被った
どう見ても美少女だが身長は俺と同じか少し高めであろう
千鶴『あら?ミレナ先輩?』
杏子『それに天田先輩(アマタ)も居る』
?『自己紹介をしよう
私はAクラス2年時組で生徒会副会長の天田 アトラ
一応君も』
天田 アトラと名乗る美少女の姿に見とれてしまったがここで格好良く決めなくてはじぇんとるめ~んではない
優座『Aクラス1年空組霧生 優座です
どうぞよろしくお願いします、天田先輩』
少しきまったと思ったが、天田先輩は何やらニヤニヤと少し不気味な笑顔を浮かべるが美少女的な顔立ちのせいで何だかそのニヤニヤ笑顔が怖い
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