絶望

18/22
前へ
/107ページ
次へ
「どうしたアオイ!!そんな攻撃じゃ俺は倒せないぞ」 「サカエは魔王の望みを叶えることが願いな訳?」 「そうだ魔王の願いは俺の願いだ」 「なんでさ!?」 「俺は誰にも必要とされて来なかった。両親にも村のみんなにもアオイお前にもな!!」 「そんなことない僕はサカエがいなきゃなんにも決められないし、サカエがいなかったら隊に入る決心だって出来なかった」 「そんなの俺である必要はないだろ!!お前は俺が必要なんじゃない。自分が迷っているときに決めてくれる人がほしいだけだ!!そいつに責任を押し付けてあの時サカエが言ったからやったのに……ってお前は言い続けるんだろ!!」
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加