絶望

19/22
前へ
/107ページ
次へ
「そんなことな……」 「ないなんて言わせねぇ!!お前には気にしてない何気ない一言だったとしても俺は覚えてる」 「サカエ……。僕のことはいいっ!!ミズキはあいつはどうなんだよ」 「はぁ!?なんでミズキが出てくるんだよ」 「ミズキはサカエの事が好きなんだ!!」 「そんな嘘!!」 「嘘じゃない僕たちが埋めたタイムカプセルの中にミズキはサカエのお嫁さんになるって……」 「はっ。お前はそんな何年も前の話を信じてるって訳か!!人の気持ちは変わりやすいんだ!!大体ミズキは俺にお前が好きだって相談してきたんだ。……アオイ。お前のそうやって問題を先送りするところが気に入らねぇんだ!!……お喋りは終りだ今度は手加減なしだぜ」
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加