第4章 涙
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「……」 俺は目を覚ました。 誰もいなかった。 俺はいつの間にか泣いてた。 俺はカーテンを開ける。 そして、窓を開ける。 窓の外を見る。 虹が出てる。 雲が裂かれた所から、光が差しこんでる。 ガチャッ ドアが開く。 俺は振り返る。 「………皆……」 皆はこっちに来る。 そして、窓を見る。 虹……。 俺は、忘れない。 ポタリ 涙が、頬を伝って落ちた。 虹色の、涙。
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