第5章 華の季節

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俺達は自転車を置いて、一旦教室に行く。 俺達はまた同じクラス。 「幸、お前……」 「……ん?」 俺は裕二を見る。 「なんか、キモい」 「は!?」 なんかキレそうになった あぶねーあぶねー 「……じゃなかった。変わった」 「…どこが?」 「はっ!言うもんか!!」 裕二は照れながら少し走る。 「………」 「……何 したいんだろ?」 華菜が美穂子に聞く。 「………さぁ」 ~~~~~~~~~~~~ 入学式が終わって、俺達は教室に戻る。 「裕二、あのゲーム買った?」 「あのゲームってぇ?」 「ら……ライオンパーティー…」 「…2!それか!!買ったし!」 あ、知らない人のために説明! 『ライオンパーティー』とは、密林で暮らすライオン・パッティが主人公のファンタジー系の大人気ゲーム! パッティのお馬鹿ぶりと、最後の感動のムービーが俺のお墨付き 裕二がやらせてくれたときからずっとすきなんだぁ 「幸、好きだもんねー」 美穂子が横から言う。 「パッティ可愛いし」 華菜が乱入する。 「やらせてくれよ!」 「おうよっ!」 パッティ、待ってろよ!
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