第1章 回想

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華菜…華菜はまぁ、元が良い女だから、元々の競争率が高かった。 俺は華菜のことは、良き友人、又は協力者だと思ってる。 裕二も、止められない暴走した恋の乗り物に乗ってしまった。 まぁ、競争率高い事は承知だったらしいヶド。 俺は、華菜を好きな裕二を心から応援する。 まぁ、俺だって…応援されてるんだけど。 がんばp(^^)q! 俺!裕二!! ~~~~~~~~~~~~ 今年もまた春が近づく。 春。 4月。 桜が散る春。 恋の花の中、歩いてくる人は想いを寄せる人。 俺と裕二は学校の正門で、ピカピカの制服を身に纏い、彼女達もまた、ピカピカの制服姿で会いにくる。 クラス発表は緊張する。 彼女と同じクラスなのか、くされえんでも運命でも、はたまた偶然でも、俺は喜ぶよ。 そしていつか、この桜並木の道の上、彼女と2人、歩くことを毎年の如く願う。 そして、俺は現実への扉を_____
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