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2001年に認可された「グリベック」を投与する療法が開発され、2008年現在でのCML慢性期患者の治癒率は85%まで向上している。
しかし当時は、造血幹細胞を丸ごと入れ替える「骨髄移植」が、唯一の棍治方法であった。
当面は飲み薬を投与し白血病細胞の増加を押さえ、適合者が現れたなら骨髄移植をする、これがドクターから提案された治療方針であった。
ただ、妊娠とこの治療は同時進行できないとも告げられていた。
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