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再開
・・・冬・・・
あんなに青く晴れた空の姿はなくなって、今にも雨が降りそうな天気に変わってきていた。
学校から智恩羽の家までは歩いて20分くらいゆっくりでも25分あれば帰れる。
学校から出て10分くらい経ったころ いつもの道を歩いていると、智恩羽の横に黒い大きな車が停まった。
車の中から3人の男がててきた。
智恩羽は男達に腕を引っ張られて無理矢理車に乗せようとしてきた。智恩羽は大声で助けを求めたがみんな無視してとうぎすぎていく。
だけど一人の男の子が助けにきた。それが海斗だった。
海斗は智恩羽を助けた。海斗は運動神経がものすごくよかった。
海斗は何も言わず、智恩羽を近くにあるベンチに座らした。
智恩羽は泣いて②泣きまくった。海斗は何も言わずそばにいてくれた。
しばらくすると涙もとまった。海斗は何も聞かなかった。ただたんに海斗はパーカーを貸してくれた。
海斗はやっと喋った。
「送るよ・・・」とちょっと聞こえにくい声でゆった。
智恩羽は一人で帰るのが怖かった。
公園を出てから、智恩羽は海斗の顔を初めて見た。智恩羽は今 柳海斗だときずいた。
だけどびっくりもできるほど元気はなかった。
海斗は智恩羽を家まで送った。
智恩羽は「ありがとうございました。」とゆった。
海斗は優しくニコッと笑った。
「パーカー洗って返します。」
「・・・返しに来なくていいよ・・・」
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