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新たな世界
勇介達が門に吸い込まれ暗いトンネルのような所に入ったと思ったら…
直ぐ様その空間から勇介と弥生さんは吐き出され宙に放られた……
スタ、スタ!
前回の経験を生かし勇介はしっかり着地を決める。
弥生さんに至っては一回転して着地を決める。
前回同様、無事を確認し周囲を見渡すと…勇介達が着いた先は再び森だった。
「まさか魔法界じゃないよね?」
生えている木などはパッと見同じように見える
まぁ詳しくは知らないんだけど。
「さぁな、多分違うとは思うが、まず一度帰還するぞ勇介」
「ん、了解」
勇介と弥生さんは右手を前に突きだし、その先に意識を集中させゲートを出そうとする。
……。
………。
開かない?もしかして今日は不調なのかな。
勇介は集中を止め弥生さんを見る
「…開かない…」
弥生さんの右手が下りる。
「勇介心話を試すぞ」
勇介と弥生さんは集中するために目を閉じ心話を試す…が―
「…弥生さん駄目っぽい」
全く心話が繋がらない。
「こっちもだ…」
弥生さんは閉じた目を開ける。
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