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「健一~、ご飯~。」
台本チエックしてると
膝に転がりこんでくる。
「お前なぁ。見て分からんのか?」
顔をみれば
「分かるよ?お仕事してる。」
至って普通の顔。
「分かっとんなら、自分で作れや!」
「健一~、ご飯~。お腹空いたぁ~。」
こいつに日本語は通じんのか?
大きな溜め息一つついて
「んなら、膝から降りろ。」
そう言えば、ニヘラ笑いやがる。
「わぁ~い、ご飯だっ。」
鼻歌まで始まる始末。
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