第二章‡第一節†孤独の龍†

3/4
前へ
/203ページ
次へ
「今、帰った」 アルデバランが辺りを見渡していると一人の青年が帰ってきた。 「べテルギウス、おかえり お前が拾ってきた女の子目を覚めた」 帰ってきた青年にアルデバランはそう言うと、十六夜がいる場所に入ってきて、 「そうか、俺はべテルギウス よろしくな お前の名前は?」 黒い髪に紫の瞳に少し無愛想な表情をしている青年はそう名乗ると十六夜を見る。 「私は、いざ……シリウスと申します 助けていただき有り難うございます」 十六夜は立ち上がりお礼を言いながら深々と頭を下げた。 「ところでここは何処なのですか?」 十六夜は自分がドコにいるか解らず三人に訪ねた。
/203ページ

最初のコメントを投稿しよう!

58人が本棚に入れています
本棚に追加