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光が止んだ。
と、それとほぼ同時にティアが俺の唇に自分の唇を重ねてきた。
さらば!我がファーストキス!
君の事は俺が相当ボケない限りたぶん一生忘れれないよ。
数秒後、やっとティアは唇を離した。
「顔を真っ赤にさせよって…。
リオンは可愛いのおぅ~」
1つ言っておくけど、たぶんティアの顔も確認出来ない真っ赤になった俺の顔と同じくらい赤かった。
「って、そんな事より、い、いきなり何してるんですか!!?」
「何って、キスじゃろう?
晴れて、契約者と契約主の関係と夫婦の関係になったんじゃからキスぐらい構わんではないか。
あと、夫婦間での敬語はなしじゃ。」
うんうん、契約者と契約主の関係&夫婦かぁ~…って、ちょっと待て!!
夫婦って………
「夫婦って、いったいいつなったんですか…!?」
「いつって、さっきの呪文詠唱の時、複合化して契約文に混ぜてなったに決まっておろうが。
何より先程誓いのキスをしたではないか」
アレは誓いのキスだったのか……。
…………いつの間にか、俺スゴい事になってるな。
たった数分の間に激変してるよ……。
そして、停まっていた時間がやっと動きだした。
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