学院 ~Great Uproar High School~

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俺は人混みというのが、大の嫌いなので暫く間を開けてから行く。 時間はギリギリなのでさっさと済ませよう。 …………えぇーっと…どこだっと………あった! …………三組か…他に知ってる奴は───って、居る訳ないな。 とにかく中へと入る。 体育館内に入る時に上級生と思われる人が胸に花を付けてくれた。 ………いらないけどな。 『1-3』と書かれたプレートの列の席に座れば良いからと、先程の上級生が教えてくれたので、その列の最後尾に座った。 で、俺が座るのを待ってたかの様なタイミングで体育館の照明が落ち、前の方の部分にライトが照らされる。 そこには輝かんばかりにツルピカな頭を携えた校長と思われる人物がドデカイビール腹を揺らしながら立っていた。
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