1人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
カーテンから太陽の光が差し込む…
私は目を開け周りを見渡す…
カレンダーの日付が11月30日。
私は急いでベッドから起き上がり机のなかからある物を探して窓から隣の家にこっそりと移動した。
屋根をつたって行き、いつも鍵が開いてる窓から陸が寝ているのを確認して、こっそり忍びこむ。
「相変わらず、何もない部屋ね…」
陸の顔を見ながら、ふと寂しさがよぎった…
「少し…痩せた？」
そんな事考えてハッっと我にかえった。
「こんな事考えてる場合じゃない…」
大きく息を吸い、家から持ってきたクラッカーを顔の近くで引き抜いた。
部屋中にクラッカーの音と火薬の匂い+私の声…
「ＨＡＰＰＹ ＢＩＲＴＨＤＡＹ！！陸！」
最初のコメントを投稿しよう！