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「さて…と。腹も減ったし作業場でも行くかな…なぁ…冬華?」
「ん?なーに?」
「お前…いつまで…こ」とボソボソと言いかけると…携帯が鳴った
「悪い…電話だ。」
机から電話を取って耳に当てる怒鳴り声が耳に直に入ってきた。
「陸!いつまで寝てるの早く作業場に来なさい。
大学が無い日は父さんの手伝いするって自分から言い出した事でしょ?朝ご飯作業場にあるから、さっさと来なさいよ」
返す言葉も聴かずに切れてしまった。
あっけに取られてる陸の顔を見て思わずふき出してしまった。
「く…っ…くくく
は…早く行った方がいいよ。それでなくても陸には人一倍厳しいんだから!」
そんなやり取りが幸せに思えて仕方なかった。
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